初心者でも簡単!ハムスターの飼い方・飼育方法



ハムスターの基礎知識

 

 

日本では人気のキャラクターとしても登場しているハムスターは、すっかりペットとして定着しています。小さくてかわいいですし、場所も手間もかからないのでペットとして人気があるのは当然かもしれませんね。

 

一般的に日本で言うハムスターはゴールデンハムスターの俗称、通称ということで定着していったものですが、本来ハムスターはキヌゲネズミ亜科齧歯類である24種の総称です。

 

夜行性、雑食性で、大きな頬袋は肩まで広がるほど大きく、エサを収容しておくための袋であり、これが大きな特徴です。

 

外見にもいろいろ特徴があります。尾はかなり短くて、ドワーフハムスターだと、尻尾は毛皮の下に隠れてしまってほとんど見えません。(チャイニーズハムスターは例外で2~3cmの尾がある)そして、穴を掘るのに適した丸い体形で、太い頚部を持ち、地中生活に特化して進化したので四肢も短くなったと考えられています。歯式の犬歯は退化していますが、2本の切歯は一生伸び続けます。

 

もともと野生ではヨーロッパからアジアの乾燥地帯に分布しており、地中のトンネルで生活していますが、ゴールデンハムスターの場合、野生は数が少なくなっていて絶滅が危惧されているそうです。

 

頬袋に収納する餌は、一杯にすると袋が2倍から3倍にもふくれ上がりますが、この食料を、自分の巣穴で吐き出して貯蔵しています。食料は穀食中心の草食性に近い雑食性です。野生では、木の実、穀物、野菜、果物、更には昆虫なども食べます。

 

そして前述したとおり、ハムスターでよく知られているのは、ゴールデンハムスター(シリアンハムスター)です。