初心者でも簡単!ハムスターの飼い方・飼育方法



飼い方

 

 

ここでは最もポピュラーなゴールデンハムスターを例としておきます。ゴールデンハムスターは初心者には一番オススメで、言ってみれば最もハムスターらしいハムスターということになります。

 

なつきやすい性格で、扱いやすい大きさです。人間を噛むこともほとんどありません。そして、病院で診てもらいやすいというメリットもあります。ハムスターを診ることができる病院があるなら、ゴールデンハムスターは大柄なので必ず診てくれます。ロボロフスキーハムスターのような小さなタイプは診てくれない可能性があるのです。

 

さて、飼う上では散歩が必ず必要となります。ケージの外で散歩をさせるのですが、これがめんどうくさいと思ってはダメです。散歩を習慣化させると、ハムスターはケージから出してもらおうとして自分から手に乗ってくるようになります。

 

比較的体が大きいので、他のハムスターよりもエサはよく食べます。体の小さいタイプだと野菜など腐るエサの捨てる所が増えますが、ゴールデンハムスターなら、エサのロス分は少なく、効率的に消費してくれます。

 

学習能力も高く、飼い主の臭いや声を短期間で覚えられます。好きな人が近づくと巣箱から出てくるようになります。しかし、飼い主になついても、生活パターンを飼い主に合わせたりはしません。いつもの時間に起きて、いつもの時間に眠ります。活発なのは、夜の6時~8時、そして明け方あたりです。昼に活動することは殆どありません。

 

前述した散歩ですが、これはホームレンジの安全確認をしているのです。ケージの外に別荘エリアを作ることがあり、活動時間になると、ほお袋にお弁当を詰めて出発しようとします。これはこれで可愛いしぐさです。こうしてハムスターとの調和の取れた生活をしたいものです。